「スマホ育児」から子どもを守る7つのiPhone設定と親の視点

〜 見守るのは画面じゃなく “こころ” 〜

はじめに:スマホ育児、無意識になっていませんか?

今やスマートフォンは、子どもにとっても大人にとっても身近な存在。
ちょっと静かにしてほしいときにYouTube、移動中のアニメ、暇つぶしのゲーム…。

とても便利な一方で、私たちが思っている以上に、子どものメンタルや発達に影響を与えている可能性もあるのです。


スマホ疲れ・依存傾向の実態(データ・研究より)

厚生労働省やWHO、日本小児科医会の報告などによると

  • 6歳未満の子どもで、1日平均2時間以上スマホを使用している家庭が4割超
  • 長時間の使用により、言葉の発達・睡眠リズム・感情コントロール力に悪影響が出るとの指摘も
  • さらに、「スマホがないと落ち着かない」「取り上げると泣き叫ぶ」など、依存的な傾向を示す事例も増加中

特に3〜7歳の未就学児は、親の使い方がそのまま影響するといわれています。


iPhoneは使い方しだいで「守れる側」にもなる。

スマホ=悪ではなく、“どう使わせるか”が大切

AppleのiPhoneには、子どもを守るための設定機能が多数用意されているのです。
それらを使いこなせば、親子の安心・信頼・健康を守るツールに変わります。

【子どもを守るためのiPhone設定7選】

使いすぎを“防ぐ”から“予防する”へ。

① スクリーンタイムで「1日の使用時間」を管理

  • 設定場所:設定 → スクリーンタイム → お子様用に設定
  • できること
     ・アプリごとの使用時間制限
     ・使用できる時間帯の設定(例:20:00〜7:00はロック)
     ・毎週の利用レポート表示

② YouTube Kidsに切り替えて、視聴内容を選別

  • 通常のYouTubeでは、年齢制限動画や刺激の強い広告が入る可能性あり
  • YouTube Kidsなら、年齢別フィルタ・広告制限・視聴履歴管理が可能

「安心して任せられる」環境づくりが第一歩。


③ ガイド付きアクセスで“そのアプリだけ”に固定

  • 設定 → アクセシビリティ → ガイド付きアクセス → ON
  • アプリ起動中にサイドボタン3回押しでスタート
  • 他のアプリ・通知・設定変更などを完全ロック!

「LINE勝手に送ってた」「課金されてた」などの誤操作も防げる


④ コンテンツとプライバシー制限で“見せない自由”

  • 設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限 → ON
  • Safariでの成人向けサイト・アプリダウンロード制限などが可能

「見ていいもの」と「まだ早いもの」の境界を、設定で引く。


⑤ 共有リマインダーで「デジタル家庭内メモ帳」

  • 例:「iPadは30分だけ」「夜はスマホお休み」などを一緒に登録
  • 親子でタスクをチェックすることで、スマホ=一方通行の娯楽ではなくなる

スマホを「話し合いのツール」に変える工夫。


⑥ 夜は“自動おやすみ”モードで強制シャットダウン

  • 集中モード →「おやすみモード」
  • 時間指定:例)20:30以降は通知・アプリ使用をブロック

脳の休息時間を確保することは、メンタル安定にも直結。


⑦ 親のスマホにも“スクリーンタイム”を適用する

  • 実は、親のスマホ使用時間が子どものスマホ使用時間に直結するという調査も。

「ママもスマホ見てないから、ぼくもやめる」
この一言が生まれたら、もう育児の8割は成功です。


保護者が知っておくべき「意識と会話のヒント」

  1. “見る”ではなく“使う”を意識させる
     → ただ見るだけでなく「学ぶ」「遊ぶ」「作る」に誘導
  2. “ルールは一方的に”ではなく“一緒に決める”
     → 制限を一緒に話し合うことで納得感と協力意識が生まれる
  3. 「使わせない」ではなく「使い方を一緒に育てる」
     → 親も子もデジタル時代の学び手であるという共通認識を持つ


まとめ▼
「制限」は愛、「見守り」は信頼

子どもを守るためのiPhone設定は、「不信感」ではなく「信頼」の土台作り。
そして何より、親子の**“心の会話”を生み出すきっかけ**になります。

iPhoneというツールを「手放す」のではなく、「賢く活かす」選択を。
子どものこころと、親の想いをつなぐツールにしていきましょう。

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